西脇病院の“こだわり”

今、精神病院は、これまでの保護、収容の在り方を問われております。かといって、扉を開き開放的にすれば良いというわけでもありません。
当たり前のことですが、患者さまの病状に応じた処遇とその治療援助、それが大切なのです。つまり、これからの精神病院は、精神科専門病院としての役割と機能を持つべきだと思います。

精神科専門医療機関である西脇病院の役割と機能

1. 精神障害の幻覚妄想状態、精神運動興奮等に対する医療と保護

   そのために、私たちは精神保健福祉法に基づいた適正な処遇と治療を行なっております。

2. 認知症性疾患、あるいは精神障害者の身体合併症に対する医療的役割

   そのために一般内科・外科等の他科の併設が望ましいのでしょうが、私たちは精神科の専門性を発揮するため、近隣の総合病院と密接な連携を取りその対応に努めております。

3. 依存症等の嗜癖問題行動を抱えるケースへの治療的介入と対策

   そのために私たちの自助グループへの紹介あるいは、その他の様々な回復のあり方を踏まえたリハビリテーションプログラムを準備しております。

4. ストレス関連疾患ならびにうつ病、神経症等との治療関係の在り方

   そのために私たちは契約に基づいたカウンセリング、グループ療法を行い、かつ、癒しの空間を用意しております。

私たち職員（ひと）は、西脇病院（もの）で、患者さま方への「LIFE」に関する精神医療サービス（こと）を提供いたしております。