活動プログラムのご案内

精神科作業療法

内容

精神科作業療法(作業療法=Occupational Therapy=OT)は、薬物療法や精神療法などと共に精神科リハビテーションの一貫としておこなっています。
「物を作る・体を動かす・人と関わる」など、いろいろな作業活動を通じ、前向きに自分らしく生きていくためのお手伝いをさせていただいています。
規則正しく利用することで、生活のリズムが整い、作業療法室に集まる対象者同士の交流に集団療法としての効果も期待でき、一人一人が自分に向き合う事と同時に仲間づくりの場になればと考えています。

特色

月曜から金曜までの週5日、午前の部又は午後の部を活動枠としています。

  • OTは病棟内で行うものと、病棟外で行うものに分けて行っています。
  • 病棟内では、気分転換や遊び心を取り戻し気楽に参加できる様に、多種目でご用意しております。
  • 病棟外での活動は、陶芸・革細工をご用意し、病棟から一歩出て楽しめる空間があります。
  • 病棟内活動に「足が向く」、病棟外活動に「足を運ぶ」を大切に出来たらと考えています。
  • リワークなど就労支援のプログラムなどもご用意しております。

精神科作業療法を通して、

  • 趣味や特技に繋がる活動
  • 活動を通じての対人交流
  • 達成感や充実感
  • 適度な疲労感とリラクゼーション

などを得ることができます。

人生いろいろありますが、結構楽しいものだと感じていけたら…と思います。

対象

入院療養中の方が利用できます。
精神科作業療法を利用する目的や意味合いは個人によって異なります。参加できるグループ、内容や頻度などについては主治医の指示のもと、看護師や精神保健福祉士と連携を取りながら対象者の方と共に決定しています。
但し精神科デイケア通所中の方は利用できません。

参加案内

精神作業療法の経験のない方のために、見学も受け付けています。見学、参加を希望される方は、主治医にご相談下さい。また主治医からすすめられる場合もありますので、詳細は担当の作業療法士がご説明いたします。
精神科作業療法は各種保険の対象となります。個人によって料金が異なりますので主治医、精神保健福祉士、又は総合受付へお尋ねください。